地盤改良の目的

  • 〇建築構造物の基礎
  • 〇盛土地盤の安定処理
  • 〇仮設地盤の築造、重機の作業足場
  • 〇護岸(海岸)の強化
  • 〇ため池の斜水、土留め壁の築造
  • 〇現地発生土のトラフィカビリティーの向上
  • 〇路床、路盤の改良
地盤沈下・不同沈下対策

地盤沈下・不同沈下対策

過剰な地下水の採取により、地層が収縮する地盤沈下。軟弱な地盤の上に建てたとき、建物の重みで地中の水分が失われ、徐々に建物が傾いていく不同沈下を防止します。

液状化対策

液状化対策

液状化は、砂質土の地盤で水分が多く、埋め立て年数が浅い海岸沿いの地域で特に起きやすい現象です。地盤内に隙間が多くあると、強い揺れによって砂と水が分解されて、液状化を防止します。

土壌汚染対策

土壌汚染対策

汚染された土壌を浄化・回復するには多大なコストがかかるため、未然に防いでいくことが重要です。当社では、凝集剤を使って、土壌の汚染を防ぎ止めます。

地盤改良の種類

表層改良工法軟弱地盤が浅い場合

 

表層改良とは、地表から2m~3mまでの軟弱土を原位置で固化材と混合して目的に応じた改良層を造成する工法です。深層部に優良な地層が確認される場合は、表層改良のみの地盤改良で対応が可能です。

表層改良工法のメリット

  • コストを抑えられる
  • 作業効率が高い
  • 強度を維持できる
  • 現場支持力、すべりに対する安定
  • 液状化の抑制

表層改良工法のイメージ図

柱状改良工法軟弱地盤が中層の場合

 

柱状改良とは、
2m~8m以内の深層部に改良対象土とセメントミルクを攪拌し、円柱状の強固な地盤を造成する工法です。 軟弱地盤や支持層がない場合でも、柱状体の周面摩擦力によって対応が可能です。

柱状改良工法のメリット

  • 長年にわたり地盤強度を維持できる
  • 施工時の騒音・振動が少ない
  • 鋼管杭より安価
  • 基礎地盤の支持力向上
  • 盛土のすべり防止、沈下低減

柱状改良工法のイメージ図

銅管杭工法軟弱地盤が深い場合

 

鋼管杭とは、軟弱地盤が8mを超える場合に行う工法です。地中に鋼製の杭を打ち込み、深度に応じて鋼管を溶接して繋げていきます。

銅管杭工法のメリット

  • 土地の資産価値が低下しにくい
  • 施工完成度が高い
  • 六価クロムの発生の心配がない

銅管杭工法のイメージ図