建設DXとは？インフラDX促進の背景やDX導入のおすすめツールを紹介

2023年04月20日建設DX

建設業界に限らず、昨今では多くの業界でデジタル技術を使った業務改革の取り組みが行われています。今回は、建設DXとは何なのかについて解説したのち、建設業界でDX導入が促進されている背景やおすすめのツールなどを紹介します。

建設DXとは？

まず、DX（デジタルトランスフォーメーション）とは、デジタル技術を活用して業務の改革を行い、生産性向上を図る取り組みのことです。建設業界でもDXの導入が推進されており、国土交通省がドローンを使った3次元測量やICT建機の導入による業務改革に向けた取り組みが行われています。大きな機械を導入することだけが建設DXではなく、「図面をデジタル化してタブレットで見る」「リモートで現場に指示を出す」などもDX施策の一つです。

建設業界でDX導入が促進されている背景

建設業界でDXの導入が促進される背景には、代表的なものとして「人手不足」が挙げられます。人手不足によって事業を継続できなくなったり、長時間の重労働によって事故が起きてしまったりすることを防ぐためには、建設DXの導入が欠かせません。建設業界における労働者は昔よりも減少しており、なおかつ高い年齢層の作業員が多い傾向にあります。そのため、労働生産性を高め、ベテランの技術を若手に継承していくことが求められます。その手段として、建設DXによる業務の機械化やデジタル化されたデータの管理、オンライン上での指示出しなどが効果的です。