建設DXにおけるiPadアプリの活用方法とは?おすすめアプリ3選
2024年04月03日 建設DX
建設DXは、建設業へデジタル技術を導入し、業務の効率化を目指す取り組みです。
今回は、建設DXの一つであるアプリによる施工管理について、iPadアプリを使うメリットや活用方法についてまとめました。
建設DXでiPadアプリを使うメリットとは?
主なメリットとして挙げられるのは、業務効率化と情報の可視化です。
iPadの使用で紙媒体の資料が不要になり、複数の資料を端末上で管理できるため、業務効率化に繋がります。また、ペーパーレス化の促進にも効果的です。従来の現場では、大量の紙の資料を抱えて走り回ることが多かったかもしれませんが、iPadによる施工管理で資料を運搬する労力の削減が期待できるでしょう。
そして、図面や予定表、計画表、会議記録などのデータはクラウド上に整理・共有されるため、情報を可視化できることもメリットです。これまでは個人の手元や頭の中に留められていた情報が全体に共有されるため、コミュニケーションの円滑化にもつながるでしょう。
建設DXにおけるiPadアプリの活用方法
建設DXの促進に向けてiPadアプリを活用する方法として、主に次の6つが挙げられます。
- メール送受信
- 工事状況の写真撮影
- 情報収集
- スケジュール管理
- 図面管理
- Web会議
さまざまな活用方法があるため、アプリの導入を検討する際は活用シーンを具体的にイメージし、効率化したい業務をカバーできるサービスを選ぶことがポイントです。
建設DXでおすすめのiPadアプリ3選
ここでは、3つのiPadアプリを紹介します。
ANDPAD(アンドパッド)
ANDPADは、施工現場の業務を全面的にカバーしてくれるアプリです。
工程表や写真・資料管理、スケジュール管理のほか、OB管理、営業管理、見積作成、日報、チャットなど、あらゆる業務をクラウド上で一元管理できます。
Photoruction(フォトラクション)
Photoructionは、iPadやスマホなどの端末に搭載されたカメラを使い工事写真を撮影して、そのままクラウド上で資料を管理できるアプリです。
撮影した写真を整理したり、共有したりする手間を削減でき、実際の導入現場では「1人あたりの作業時間を月8時間減らせた」「システムの運用費用を60%削減できた」などの声も上がっているようです。
ダンドリワーク
ダンドリワークは、建設現場における情報を一元管理し、関係者にリアルタイムで共有できるアプリです。
連絡の重複やミスを減らせるため、業務効率化だけでなく、クレームの減少にも効果を感じている企業もあるようです。
そのほか、顧客管理や退勤管理、報告書・発注請求書作成など、全体的な業務の管理に対応しています。