太陽光発電の地盤改良はセリタ建設

2021年05月10日 太陽光

この記事では、太陽光発電を行う土地で地盤改良する必要性について説明します。地盤改良とは、軟弱な地盤に固化材を添加するなど人工的に手を加えて地盤の強度を高める工事を指します。地盤改良に用いる固化材や地盤改良工法のうち代表的なものについても紹介します。

太陽光発電ではソーラーパネルの設置が必要です。ソーラーパネルを設置する地盤の強度が小さいと、地盤沈下や液状化のリスクが高まり、発電効率が大きく損なわれます。さらには、ソーラーパネルが強風で飛ばされる可能性もあります。このような事態を防ぐため、地盤改良を行うのです。

地盤改良は全国各地で発生する地震に対する有効な対策として認められています。また、田畑を造成した土地など、極めて強度の小さい土地を地盤改良して太陽光発電所を建設した事例があることからわかるように、軟弱地盤を有効活用する方法としても注目されています。

地盤改良で用いる固化材のうち、代表的なものを紹介しましょう。

〇セメント系固化材

セメントに数種類の有効成分を加えた固化材です。道路・建物・躯体など重要構造物の基礎として用いられます。また、恒久的に地盤の強度を高めたい場合によく用いられます。

〇石灰系固化材

石灰に数種類の有効成分を加えた固化材です。浚渫など一時的に固化するケースなどによく用いられます。河川や港湾などの漁業被害などを懸念する流域や、周辺が農業地域である場合などでは石灰系固化材を使用することがあります。

地盤改良工法のうち、代表的なものは以下のものです。

〇浅層・中層改良混合処理工法

バックホウに装着した専用アタッチメントで土と固化材を混合攪拌することで強固な地盤を造成します。

〇柱状改良工法

地盤に穴を掘りつつセメントミルクを注入して土と混合攪拌し、円柱状の強固な地盤を複数箇所に形成します。

鋼管杭工法

地中に鋼製の杭を複数箇所に打ち込むことで地盤の強度を高めます。深度に応じて鋼管を溶接して繋げます。

大切なのは対象となる土地をよく調査して、土地の特性に応じた地盤改良を行うことです。また、地盤改良を行う際は実績の豊富な業者に依頼することをおすすめします。地盤改良に長年携わり、知識と経験を兼ね備えた優秀なスタッフがそろうセリタ建設に太陽光発電の地盤改良をぜひお任せください。